ラベンダー精油の作成過程、奥が深い✨

フランスで、ラベンダーの精油を作る過程や説明を聞ける工場を見学しました。
残念ながら収穫は終わってしまっていましたが、大変興味深く勉強になるお話を聞くことができました!

こんな巨大な機械で精油を抽出します⇩

こちらは昔の機械⇩

抽出された精油は水分の上へと上がり、溢れ出てきます⇩

瓶の中で見ると、分離の様子がよく分かりますね⇩
少し放置すると精油部分が上に溜まります⇩
こうやって精油を抽出しているんです。

分離した水分の中にはラベンダーの成分が残っているので、捨てずにスプレーなどとして利用されています。

さて、ラベンダーは誰もが知っている代表的なアロマオイルですよね。

ディフューズしたり塗布したりマッサージに使ったりと、その用途と効果は様々です。

ラベンダーには『真正ラベンダー』と『ラベンダー』の2種類があることを知っていましたか?

『真正ラベンダー』が原種、『ラベンダー』が亜種という区分になります。決して、ラベンダーがニセモノというわけではありません。

亜種で有名なのは『スパイクラベンダー』。
一般的によく見かけるタイプで、香りもとても良いです。

そして、この亜種には「カンファー」成分が入っているため、集中力を高めたり、興奮作用などの効能があります。

反面、真正ラベンダーには酢酸リナリルとリナロールという鎮静作用成分が含まれているため、リラックス効果が高いのが特徴です。

全く真逆の効果!!ラベンダーといっても一括りにはできないんです。

さらに、生育する標高によっても分けられます。

【Lavande Aspic】
スパイクラベンダーの別名。標高800mまでの低い土地に生息し、背丈は1メートルほどまで成長します。

【Lavandin】
Lavande AspicとLavande Fineの交配種で、Aspicが生息する低い土地とFineが生息する高地との中間地帯で広く栽培されます。

【Lavande Fine】
真正ラベンダーを指します。標高800m以上の高地にしか生息できず背丈も低く、生産量もわずかで希少性の高いものです。

それぞれの成分や効果については次回をお楽しみに(^^)

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